皆さま、こんにちは。リラクゼーション整体サロンふたたびのゆかです。
私はヨガの講師をしていることもあり、瞑想を習慣的にしています。
せわしない毎日の中でも、目を閉じて自分の身体の感覚や呼吸に意識を向ける。
最初のうちはなにが良いのかさっぱり分かりませんでしたが、
続けてゆくうちに静けさの中にいる心地よさや
自分自身への「気付き」が深まる体験をし、内面が安定してきたことを実感しています。
そのつながりで最近「禅」にも興味を持ち始めました!
禅とは?
禅とはサンスクリット語で「ディヤーナ」(集中や深く考えるといった意味)からきています。
日本にはインドから達磨大師の来日により伝えられました。そして禅の精神をくむ仏教宗派も生まれました。
達磨大師は経典や書物での学びではなく、実践を何より大切にされ、
9年間岩壁に向かって座禅を組み続け悟りを開いたそうです。
お寺に行って座禅を組む、日常にはなかなかそんな機会はありませんが、禅の精神や考え方は日本人に合っているような気がします。
禅の精神性
禅の教えは仏教にも色濃く影響されています。
私も何冊か本を読みましたが、「すべてのものは常に変化していること」とそれにとらわれないこと。
(変化しないで!とかこういう風に変わって!というような執着を持たないこと)
簡単に言うとそんな感じかな?と思います。
そんな禅の精神性をあらわす禅語をご紹介いたします。
無為自然
何もしないということではない
無為➡ 作為的なことをしない
自然➡ 自ずと然るべき
今の自分にできることを精一杯やったら、後は自然のままに。
自分の「我」あるいは欲を捨てて目の前のことに取り組む。
そうして目の前に起こることは最善だということ。
結果に期待をしたり物事を自分の欲でコントロールするのではなく、やるだけやったらあとは自然にお任せ、というような意味だととらえています。
雲無心にして岫を出ず
雲はなにものにもとらわれず、風を受け形を変えて動いています。けれど雲であるという本分は忘れない。
私たちは生きていれば様々な出来事があり、喜怒哀楽様々な感情が沸き上がります。
それらを何とかしようと「抗う」から、いつまでもその感情から離れる事ができない。
そのときどきの想いや感情に動じないように抗う必要はない。
ただ味わい、味わうと自然と消えてゆく。
そしてそのことにとらわれない。
雲が様々に形を変えながらも雲であり続けるように、変化してゆくことや自分の内側から湧き上がってきたものを否定せずそのままにしておく、そんな意味のように感じられます。
私が瞑想を学んでいるヨガの先生も、「自分の感情を味わいきること」の大切さを説いています。
味わいきると、自然と消化され消えてゆく。そしてまたニュートラルな自分に戻ってゆく。
自然も常に変化しているのだから私たちも変化して当然!
変化する感情や自分自身を、無理に抑える必要はないよ~という感じでしょうか。
まとめ
禅は日本になじみがありますが、意外と知らないものだなぁと今回ブログにまとめながら感じました。
禅の教えはやわらかくニュートラルで、「~でなければいけない」「こうしなくちゃ!」と無意識に
自分を様々な価値観で縛りつけていたなぁと気付くきっかけにもなりました。
こころがストンと軽くなる、禅の教え。
様々な本が出版されており読みやすいものもたくさんあります。
気になる方はぜひ調べてみて下さいね♪
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